
今週は、約3か月前に地中梁の型枠解体を行った現場へ、再び作業に行ってきました。
前回訪れた時は、まだ建物の基礎部分を施工している段階でした。
それから鉄骨建方が進み、上棟を迎え、今回は最上階部分の型枠解体と資材搬出を担当しました。
久しぶりに訪れた現場には鉄骨造の建物が立ち上がっており、建設工事が進んでいく様子を改めて実感しました。
今回の作業で特に難しかったのは、限られたスペースでの資材搬出です。
現場内だけでなく前面道路も非常に狭く、クレーンを使った搬出には慎重な対応が求められました。
それでも、クレーンオペレーターと無線で連絡を取り合いながら作業を進め、事故なく無事に完了することができました。
地中梁の型枠解体から3か月、建物は最上階へ
建設現場では、ひとつの建物が完成するまでにさまざまな工程があります。
今回の現場は鉄骨造の建物です。
約3か月前には、建物の基礎部分にあたる地中梁の型枠解体を担当しました。
地中梁とは、建物の基礎部分に設けられる梁のことです。コンクリートを打設するために組まれた型枠を、所定の条件を満たした後に取り外すのが型枠解体の仕事です。
その後、現場では鉄骨建方が進み、建物の骨組みが完成しました。
そして今回、最上階部分に残っていた型枠を解体し、資材を搬出するために再び現場へ戻ってきました。
型枠解体業者は、建物の基礎から完成まで、工事の進み具合に応じて何度も現場に入ることがあります。
以前に作業した現場が立派な建物へと変わっていく姿を見ることも、この仕事ならではの経験です。
鉄骨造の最上階ではどんな型枠解体をするのか?
鉄骨造とは、柱や梁などの主要な骨組みに鉄骨を使用する建物の構造です。
鉄骨造の建物でも、床や腰壁、立ち上がり部分などにコンクリートを使用するため、木製型枠が必要になる場合があります。
今回の現場では、最上階部分の型枠解体を行いました。
最上階は地上階と違い、解体した資材をそのまま車両へ運び出すことができません。
型枠材や鋼管などを集積し、クレーンで地上へ降ろす必要があります。
そのため、解体作業だけでなく、資材の集積場所や搬出方法まで考えた段取りが重要になります。
狭い現場での型枠資材搬出はなぜ難しい?
今回の現場は、建物の周囲だけでなく前面道路も非常に狭い場所でした。
このような現場では、資材を搬出する際にさまざまな制約があります。
資材を一時的に集積できる場所が限られること。
クレーンで荷を吊り上げる位置や動かせる範囲に制限があること。
周囲の建物や足場との距離が近いこと。
地上側でも荷を安全に受け取るためのスペースが必要になること。
広い現場であれば比較的スムーズに進む搬出作業も、スペースが限られるだけで難易度が大きく変わります。
特に今回のような最上階からの搬出では、上階の作業員と地上側、クレーンオペレーターの連携が欠かせません。
クレーンオペレーターと無線で連携する難しさ
今回の搬出作業で特に気を使ったのが、クレーンオペレーターとの無線連絡です。
高層階でのクレーン作業では、オペレーターから吊り荷や作業員の状況が直接見えない場合があります。
今回も、お互いに相手の状況が見えない中での作業でした。
そのため、無線での連絡が非常に重要になります。
吊り荷の状態。
周囲の障害物。
荷を動かしてよい状況かどうか。
作業員が安全な位置にいるか。
こうしたことを確認しながら、慎重に作業を進める必要があります。
無線での指示が不明確だったり、連絡の行き違いがあったりすると、大きな事故につながるおそれがあります。
だからこそ、合図を送る担当者を明確にし、必要な確認を行い、状況が分からない時には無理に作業を進めないことが大切です。
クレーンを使った型枠資材搬出は、ただ荷物を吊って降ろすだけの作業ではありません。
見えない場所にいる相手と正確に意思疎通し、安全を確保しながら進める仕事です。
型枠解体は資材を搬出するまでが仕事
型枠解体では、型枠を外す技術はもちろん、その後の資材搬出も重要です。
今回の現場でも、外した型枠材や鋼管などを集積し、クレーンで搬出する作業が必要でした。
高所での資材集積では、資材の置き方や荷崩れ、転倒、飛散などにも注意が必要になります。
特に限られたスペースでは、作業場所を確保しながら段取りよく進めなければなりません。
解体作業が終わったからといって、現場の仕事が終わるわけではありません。
最後の資材を安全に搬出し、作業場所を整えて初めて、ひとつの工程を終えることができます。
今回も搬出条件の厳しい現場でしたが、無事に作業を完了できたことに安心しています。
今回の現場で改めて感じた安全管理の大切さ
型枠解体は、力仕事というイメージを持たれることが多い仕事です。
しかし、実際には現場の状況を判断する力や、他の作業員と連携する力も必要です。
特に今回のような高層階でのクレーン搬出では、一人ひとりが自分の作業だけを考えていては安全に進められません。
周囲の状況を確認し、相手に正確に伝え、無理をしない。
当たり前のことですが、その積み重ねが事故を防ぐことにつながります。
厳しい搬出条件の中でも、事故なく無事に完了できたことは、今回の現場で何より良かったことです。
京都・大阪・滋賀・奈良で型枠解体工事に対応しています
辻本組は、京都市伏見区を拠点に、京都・大阪・滋賀・奈良で型枠解体工事を行っています。
建築工事・土木工事の両方に対応し、地中梁、腰壁、擁壁、マンション、ビルなど、木製型枠の解体工事全般を請け負っています。
今回のような鉄骨造の最上階での型枠解体や、搬出条件が厳しい現場についても、現場状況を確認したうえで対応を検討いたします。
型枠解体業者をお探しの元請会社様、工務店様、建設会社様は、ぜひ辻本組までご相談ください。
一緒に働く仲間・協力会社様も募集しています
辻本組では、型枠解体の仕事に興味がある方や、協力会社様、一人親方様からのご相談も歓迎しています。
型枠解体は、決して簡単な仕事ばかりではありません。
しかし、今回のような現場を仲間と協力しながら無事に終えた時には、大きな達成感があります。
未経験の方は、資材の整理や搬出補助など、基本的な作業から少しずつ仕事を覚えていきます。
また、型枠解体の経験がある協力会社様、一人親方様とも、安全第一で現場を支え合える関係を築いていきたいと考えています。
京都で建設業の求人を探している方、関西エリアで型枠解体の協力先を探している方は、お気軽にお問い合わせください。
よくある質問
Q1. 鉄骨造の建物でも型枠解体工事はありますか?
はい。鉄骨造の建物でも、床や腰壁などにコンクリートを使用する部分があり、木製型枠を組む場合があります。コンクリートが所定の条件を満たした後、その型枠を解体します。
Q2. 高層階の型枠資材はどのように搬出するのですか?
現場の条件によりますが、クレーンなどを使用して地上へ搬出する方法があります。資材の集積、吊り荷の安定、周囲の安全確認、地上側との連携が重要になります。
Q3. クレーンオペレーターから作業場所が見えない場合はどうするのですか?
無線や定められた合図などを使用して、担当者が状況を伝えながら作業します。連絡が取れない場合や安全を確認できない場合は、無理に作業を進めないことが大切です。
Q4. 狭い現場でも型枠解体や資材搬出を依頼できますか?
現場の広さ、搬出経路、使用できる揚重設備、作業条件などによります。辻本組では現場状況を確認したうえで、対応方法を検討いたします。
Q5. 辻本組は地中梁や最上階以外の型枠解体にも対応していますか?
はい。京都・大阪・滋賀・奈良で、建築・土木を問わず、木製型枠の解体工事全般に対応しています。
Q6. 未経験でも型枠解体の仕事に応募できますか?
はい、未経験者も歓迎しています。資材の片付けや搬出補助などの基本作業から覚え、安全確認や現場での動き方を少しずつ身につけていきます。
Q7. 協力会社や一人親方でも相談できますか?
はい。型枠解体の応援先や継続的な協力先を探している会社様、一人親方様からのご相談も受け付けています。
まとめ|狭い現場ほど段取りと連携が重要
今回は、約3か月前に地中梁の型枠解体を行った鉄骨造の現場で、最上階部分の型枠解体と資材搬出を担当しました。
建物は鉄骨建方を終えて上棟し、以前とは大きく姿を変えていました。
現場内も前面道路も狭く、搬出条件は厳しいものでしたが、クレーンオペレーターと無線で連携しながら慎重に作業を進め、事故なく無事に完了することができました。
型枠解体は、型枠を外す技術だけでなく、資材搬出の段取りや安全管理、仲間との連携が求められる仕事です。
今回の経験も大切にしながら、これからも安全第一で現場に取り組んでいきます。
京都・大阪・滋賀・奈良で型枠解体工事をご検討中の会社様、求人への応募を考えている方、協力会社様は、お気軽にお問い合わせください。